定期的に行う体位交換のこと??
いいえ、ポジショニングと体位変換は似ていますが違います。
では、どう違うのか、みてみましょう。
≪体位変換≫
ベッド・椅子などの支持体と接触しているために体重がかかって圧迫されている身体の部位を、身体が向いている方向・挙頭の角度・身体の格好・姿勢などを変えることによって移動させること。
≪ポジショニング≫
運動機能障害を有する者に、クッションなどを活用して身体各部の相対的な位置関係を設定し、目的に適した姿勢(体位)を安全で快適に保持すること。
・・・・・似てる・・・・・・違いがわかりにくい・・・・・
ザックリまとめると、
ポジショニングという枠の中に体位変換が含まれているのです。
例:床ずれ予防に、側臥位に体位変換し、身体のねじれや傾きを修正し、快適な姿勢を作る
ポジショニングには目的が必要です
1日のライフサイクルからポジショニングを考える必要があります。
・床ずれ予防
・拘縮や変形予防
・筋緊張の緩和と調整
・呼吸の改善
・浮腫の改善
・姿勢の安定により活動を促す
・座位や立位の準備
・安楽な姿勢作り
適切なポジショニングを行うことで、上記のような効果が期待できます。
適切なポジショニングのためには、現状把握が必要です。
そして、適切な姿勢はひとりひとり異なり、また、その時に行われている全ての活動に影響します。
姿勢をサポートすることは、身体機能維持や促進につながります。
療養者の方の状態や環境をよく観察して、何が問題なのか、どうサポートするのかを考え、
その方が安楽に過ごせるようにしていきたいですね。